「自分に自信の無い人間」 2011/02/27 (Sun)

懐かしいフレーズ「リア充実爆発しろ」に目が行って、読んでみたらけっこう面白い記事！
だったのでトラックバック参加してみようとおもいまーす！
元記事はコミカルですがここはあえてマジメに。

自分に自信、無いです。
自分ひとり居なくても、何の苦も無く世間は回る。
自分の代用のなる人間はいくらでもいて、また自分も誰かの代用になれる。
自分が居なくなったら、家族、友人、知人の一部はもちろん悲しんでくれるだろうと思う。
その確信が無いわけではないけど、自分に自信なんてありはしない。

人に対しては本気で、心から、あなたにはあなただけの価値がある。
とそう思う。
極端な例を出せば、世界中の怨嗟を買うような犯罪者にだって「あの人は私には優しかった！」と言う人間がいるものだったりする。
(私はそれを認められないけど。例えば多くの命を奪った犯罪者だったとしたら、誰かには優しかったかもしれない。たった一人の人間だったかもしれない。けど、自らの行為で誰かにとっての、自分には優しかった人、自分にとってのたった一人の人を奪ったことになる。)

人に対しては、本当に、そういう風に思っているし、思える。
でも自分に対してそれを適用するのが凄く難しい。

昔、一日ごとに、一時間ごとに自分の価値が消失していくような錯覚を受けていた時期があって(人の価値はそんなことで増減しないと思っているが自分だけは適用外(笑))何年もの時間がかかってその負のループを抜け出してとりあえず立ち止まれたような気がするものの、足踏み状態だ。
自信の無い人間は前に進めない、あるいは前に進むのが非常に難しい。
それはたくさんの人間を見させてもらったから、なんとなく体感としてある。

私や、同じ人物を見るほかの人の視線からは、ぜんぜん大丈夫、ちゃんとできるしもっと自信をもって！
と心から思う人々も、なかなかその場所から動けずに立ち往生している。
私には無理だ、と口にしながら。
やれば出来るのに、進んでみればきっとなんでもないような道なのに、進む気にさえなってくれれば、なんぼでもサポートするのに、サポートできるのに！
自分に自信が無いがゆえに無理だ出来ない、とやってみる前から自己暗示をかけて立ち止まってしまう。

進み始めた、歩き始めた人に、手を差し出して歩くのを助けてあげることは出来ることだけど、立ち止まったまま梃子でも動かない気持ちの人間を引きずってゆくことは出来ない。
なぜその人がいやだいやだというか、それは自分に自信が無くて、それが恐れになるからだ。

それが全てではないだろうけど、少なくとも一部ではあるだろうとそう思っている。

自分に自信が無いヒトタチは、よく人を羨む。
私からすれば、そうやって私を羨む人をこそ、尊敬して畏敬の念を抱くほどにその人生に感嘆することが多い。
けれどそれをどんなに伝えても、自分に自信の無いそのヒトタチは、それを素直に受け取ってはくれないのだ。
それはとても寂しいことなのだ、が……。

私自身も、そういう思いをもらっても、素直に受け取れない「自分に自信の無い人間」であるものだから、なんともなんとも。

まあリア充爆発しろ！とは思いませんが(笑)
いいじゃないですかリア充～、それこそうらやましいですよ(　´∀｀)σ)∀`)