いつかじゃなくてくたばる前に 2011/03/12 (Sat)

こんばんは、なかなか寝付けないでいる現在えーと深夜2時。
あの地震から、本州の知り合いの無事が確認できるまで、はらはらでした。
一応、震度5～6付近に住んでいる妹の無事と、そのほか数人の本州に住んでいる知り合いの無事を、直接なり間接的になり確認でき、ほっと一安心です。

車を巻き込み、家々を巻き込み、畑を塗りつぶしながら押し寄せる津波。
転覆する漁船、倒壊する家屋。
燃え盛る火、一波引いた海岸線から届けられる死の続報。

仙台の大津波を、バイト先のテレビからリアルタイムで見ていました。
地震と、逃げようとした行動ごと飲み込んでいくような、そんな大津波。
そしてその後の被害。

急に、いろんな人に会いたくなりました。
いつか会おうね、と言っていた人々に。
いつか、っていつだろう？
私の母は、いつか会いに行こう、とそう思っている間に、その友人が鬼籍に入り会えないままに友人を一人失いました。
そして、いつか行こうなんて思わずに、さっさと会いに行っていればよかった、と後悔していた姿を覚えています。
いつかいつかね、と言っていると、そのいつか、はこないんだな、とおぼろげに思っていた気がします。

サブカル好きの恩人や、お酒はザルの変人と、お酒は一滴も飲めない奇人や。

みなさん本州だから会いに行こうと思うとキツイんですが、いつか、じゃなくてとりあえず目標、くたばる前に会おう！(いつか会おう、と何が違うのかはツッコミ不要！道外だから、あうのが難しくて、いつかね、って言う話で終わってしまってた人々に会いたいのだ！)

今回の地震でも、老いも若きも関係なく鬼籍に入ったのでしょう。
いつ、自分が、もしくは相手が鬼籍に入るかわからないな、と改めて実感させられました。
いつか、なんてぬるいこと言ってたら会う前にどちらかが鬼籍に入ってしまうわ！

普段は薄情者を地で行ってる私ですが、どうも涙がとまりません。
油断するとこみ上げてきます。
被害の大きかったほうの友人知人、一通り安否を確認できて、みんな無事だったのだから、私個人の立場、身の上としては泣くことも無いと思うんですが、どうしてこうして。

一人でも多くの方々の無事を、心より願います。
おやすみなさい、と今日も言える幸いですね。